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禁煙外来
- 担当医
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内科 入江 裕美子
脳神経外科 山田 洋司 - 診察日
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通常の診療時間であれば、どちらの医師でもかまいませんので、いつでもお申し込みください。
診療日時は外来案内にある「外来診療担当医」をご覧ください。
ご希望の方にはオンライン診療も行っています。どうぞご利用ください
「やめたいけど、やめられない」「頭ではわかっているのだが...」 そのような方を私たちは応援しています
タバコは、肺ガンをはじめとするすべてのガン、心臓の病気、脳卒中など、 多くの病気を悪化させることが知られています。
梅ノ辻クリニックでは、禁煙を希望される方を対象に、
保険診療による禁煙治療を行っています。
ただし、保険診療ができるのはニコチン依存症と診断された方に対してで、
それ以外の方は自由診療(全額自己負担)となります。
以下の質問のすべてを満たす方(赤で示します)が、保険による禁煙治療を受けることができます。
禁煙治療の問診
- 1日に平均して何本タバコを吸いますか? 1日( )本
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習慣的にタバコを吸って何年になりますか? ( )年間
*ブリンクマン指数 = 1日( )本 × ( )年 200以上であること -
禁煙することにどのくらい関心がありますか?
□ 直ちに禁煙しようと考えている ←これにチェックが入ること
□ 関心はあるが直ちに禁煙しようとは考えていない
□ 関心がない - 下記の質問にお答えください。当てはまる項目に○をつけてください。 ○が5つ以上であること
- 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか
- 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか
- 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか
- 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。
(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、 脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加) - 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか
- 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか
- タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか
- タバコのために自分に精神問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか
- 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか
- タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか
- 禁煙治療を受けることに同意しますか? □ はい □ いいえ ←「はい」にチェックが入ること
治療の内容と費用について
通常、治療は約3ヶ月間で終了し、この間に5回の診察を行います。
治療内容
一酸化炭素の呼気濃度の測定、ニコチン製剤の処方、内服薬「チャンピックス」の処方、 禁煙に向けてのアドバイス(禁煙日記をつけるなど)などです。 当クリニックの禁煙外来では禁煙日記を活用しています。 これによって禁煙への意欲がぐんと高まりますよ。
薬剤について
ご希望にあわせて、禁煙パッチと飲み薬のどちらかを処方します。
禁煙補助薬として発売されている貼るタイプの薬(禁煙パッチ「ニコチネル」)や、 ニコチンのガム(「ニコレット」)は、ニコチンを含んでおり、 禁煙でニコチンの離脱症状が生じるのを和らげて禁煙を助けます。
一方、内服薬のチャンピックス錠には、ニコチンはまったく含まれておらず、 これまでの禁煙補助薬とは異なります。 この内服薬によって禁煙成功率がアップしています。
費用
通常の診療費(初診料や再診料など)に、ニコチン依存症管理料や薬剤料、処方料などが加わります。
ニコチン依存症管理料は、 初回 230点、2~4回目まで 184点、5回目 180点です(1点は10円)。
3割負担の方では、当院への支払い額は5回の診察で6000円くらいです(薬代は別)。