くり返す頭痛に、専門的な解決を。
「ただの頭痛」と思っていても、放っておくと生活に大きな支障をきたすことがあります。当院では専門医が一人ひとりの症状に寄り添い、最適な治療法を一緒に探していきます。
頭痛はりっぱな病気です!
頭痛に悩む人は国民の3人に1人といわれ、片頭痛だけでも約840万人にのぼります。しかし、多くの方が「命に関わる病気ではない」と診断されると、市販薬や鎮痛薬で痛みを我慢してしまうのが現状です。
近年、頭痛治療は大きく進歩しています。片頭痛に特効的な新しい薬が登場し、つらい痛みから解放される可能性が高まりました。自己注射薬なども導入され、適切な治療で日常生活の質を大きく改善できる時代になっています。
梅ノ辻クリニックではMRI・CTの設備を備え、頭痛の原因となる脳の病気も詳しく調べられます。
「たかが頭痛」と我慢せず、「頭痛は立派な病気」と考えて、私たちと一緒に治療に取り組んでいきましょう。

診察をよりスムーズに、より正確に行うために
梅ノ辻クリニックでは、より正確な診断と適切な治療につなげるために、「頭痛問診票」と「頭痛ダイアリー」 をご用意しています。
頭痛問診票は、来院前にご記入いただくことで、頭痛の始まりや症状の特徴、これまでの経過をあらかじめ把握することができます。診察時の聞き取りがスムーズになり、限られた時間でも丁寧な診療につながります。
頭痛ダイアリーは、日々の頭痛の状況を記録するものです。頭痛の頻度・性質・痛みの程度・持続時間、伴う症状や生活への影響、誘因やお薬の効果などを継続して記録することで、ご自身の頭痛の傾向が見え、治療方針の検討に役立ちます。
頭痛の種類
「自分の頭痛はどんなタイプなんだろう?」
頭痛にはいくつかの種類があり、それぞれに合った治療法があります。
まずはご自身の症状に近いタイプを知ることから、改善への一歩を踏み出しましょう。
新しい片頭痛予防薬の注射剤が処方可能になりました!

回数の多い片頭痛や、日常生活に支障があるつらい片頭痛に悩まれている皆様に朗報です!!
この度、2021年4月末に片頭痛予防薬の新薬(皮下注射剤)が発売されました(抗CGRP抗体薬)。
1ヶ月に1回、クリニックにおいて皮下に注射をすることによって、普段の片頭痛の回数や重症度が減ることが期待される薬です。 当クリニックは処方できる施設基準を満たしておりますので、処方可能です。 詳しくは診察時にお話しさせていただきます。「新しい予防注射剤について聞きたい」旨をお話しください。
日常生活に支障があるつらい頭痛にお悩みのみなさんに朗報です!!
頭痛にはいくつかの種類があり、はっきりとした原因がないのに繰り返し起こる頭痛を『一次性頭痛』と言います。一次性頭痛の代表的なものに『片頭痛』 『緊張型頭痛』『群発頭痛』などがあります。
今回、2021年4月末に発売されたのが、片頭痛を予防する治療薬として処方が可能となった抗CGRP抗体薬(皮下注射剤)です。
片頭痛と診断された方に当クリニックにて処方可能となりました。これまでは内服が主流でしたが、片頭痛の予防薬として1ヶ月に1回皮下に注射をすることによって、普段の痛みの回数や重症度が減ることが期待されています。すでに多くの片頭痛患者さんがその恩恵を受けておられます。「頭痛が良くなって生活が変わった」という声も届くなど、片頭痛治療にパラダイムシフト(大きな変化)が起こることが期待されています。
片頭痛は、はっきりした原因が分からず痛みをともなう頭痛です。 「片頭痛」という字を見ると頭の片側だけ痛む病気と思われがちですが、そうとも限りません。 片頭痛によって仕事や家事、勉強などの日常生活に支障を生じる人の割合が多いのが特徴です。痛みはつらいですが、痛みが治まると元の生活に戻れることが多いので、病院を受診する人の割合が非常に低いと言われています。 頭痛発作に対して市販の薬を飲んで我慢している、というのが片頭痛に悩む多くの方の現状です。
抗CGRP抗体薬とは
- 薬理学的な名称は「ヒト化抗CGRPモノクローナル抗体製剤」
- 片頭痛発作時の血管拡張や炎症反応の原因とされている CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド) という物質の働きをブロックする効果がある
- 発作(頻度・痛み) の軽減が期待される
- 副作用が少ない
- 内服ではなく1ヶ月に1回医療機関で注射をする